生後3〜5ヶ月 そろえたいあそび道具

生後3〜5ヶ月ってどんな時期?

からだの発育が目覚ましく、生後3ヶ月頃は、体重は生まれた時のほぼ2倍に成長します。首もしっかりしてきて、うつぶせにすると腕で支えて頭を少し持ち上げられるようになる赤ちゃんもいます。生活面では、だんだん夜にまとまって眠るようにもなり、授乳のリズムも整い、1日のリズムができてくる頃です。

この頃からの「あそび」って?

自発的に動き回って遊ぶのはまだ少し先ですが、周りの刺激を受けて、あそぶ好奇心を高めている時期です。あやすと笑ったり、赤ちゃんとコミュニケーションが取れていると実感が湧いてくることも多くなってきます。赤ちゃんが見ているものに視線を合わせて声をかけたり、発語を真似たり、遊びながら言葉のやりとりを楽しむ土台をつくっていきましょう。また、だんだんと距離感がつかめるようになり、ほしいオモチャに手を伸ばして握ったり、舐めたり、振り回したりと、自分から働きかけて遊ぶようになります。

どんなオモチャを
選んだらいい?

オモチャもたくさんありますが、つぎの3つのあそびの機能は揃えておくのがおすすめです。素材や色などは、赤ちゃんもそれぞれ個性や好みがあるので、実際に試しながら反応を見てみると良いでしょう。
オンラインショップでは、現役子育て中のママインストラクターに、実際に使っていたあそび道具を聞いてみました。それぞれの機能ごとに3点ずつ、おすすめポイントと関わり方についてご紹介します。

わたしたちがおすすめします!

ボーネルンドのママインストラクターの皆さん

あそびの機能1

赤ちゃんの“握る”を
応援しよう

赤ちゃんがじっと自分の手を見つめたり、動かしたりするハンドリガードから、少しずつ自分で手指を動かして握れるようになる頃です。指先にひっかけて握りやすいラトルや手全体でわし掴みできるおしゃぶりタオルなどは、この時期のファーストトイにぴったり。まだ握力は弱く、オモチャをずっと握ったまま維持することは難しいため、少しずつ練習をはじめてみましょう。

あそびの機能2

ねんねの姿勢でも
楽しい環境づくり

まだ自発的に動き回ることができず、仰向けの姿勢で過ごしている頃。活動的に見えないので、“遊べない”と思われがちですが、周りからたくさんの刺激を受けて、あそびへの好奇心を高めています。動くものを追視したり、見たものに手をのばしたり、顔の前で手足をバタバタさせたり。赤ちゃんが一人遊びを楽しめる環境を整えておくことで、ママも安心して、少しの間離れて見守る時間がつくれます。

あそびの機能3

ご機嫌な時間に挑戦!
タミータイム

少しずつ起きている時間が増え、生活リズムができはじめます。お散歩やおでかけ以外に、日中どんな風に過ごそうかな?と考え始める頃ですね。そんな時におすすめしているのが「タミータイム」。アメリカ発祥のアイディアで、腹ばい姿勢が首や背中の筋肉を強くし、首すわりや寝返り、おすわり、ハイハイへとつながります。赤ちゃんと同じ目線で話しかけながら、はじめてのからだ遊びに少しずつチャレンジしてみましょう。