2歳9ヶ月〜3歳の頃

すくすく大きくなりましたね。この頃は、走ったり、三輪車をこいだり、横歩きや後ろ歩きをしたりなど、手足を交互に動かすことができるように。また、平衡感覚も育ってきます。投げて遊ぶものや三輪車など、全身を楽しく動かせる機会を増やし、体を動かすことは「楽しい」という感覚が持てるようにしたいですね。

山梨大学教育学部長の中村和彦先生の研究によると、幼児期に「体を動かすことが楽しい」という感覚を持った子どもは、将来にわたって体を動かすことを楽しむ習慣がつきやすいのだそう。得意であるかどうかではなく、好きであるかどうか、が大切なのですね。

また、心の成長も著しいとき。2歳までの子どもは、「自分が知っていることは、他人も知っている」と思っています。それが3歳になると、自分と他人とでは視点や知っていることが異なる、と客観視できるようになります。これは「抽象的思考」のはじまりで、距離が離れた人(おばあちゃんは遠くにいるんだよね)や、時間の概念など、頭と心がむすびついて、飛躍的に認知能力が伸びる時期でもあります。

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