子どもは組み立て遊びが大好き。自分の手でつくることが楽しく、
想像したものをつくれる喜びを感じることができます。さらに、つくったもので遊べる面白さも!
マグ・フォーマーは磁石だから力がなくても簡単。ひらめきのスピードに合わせてつなげられます。
子どもたちは、マグ・フォーマーのピースの形や色を見て違いを感じ、どう組み合わせるか、手を使いながら考えます。つくって崩して、またつくる。何度も試行錯誤を繰り返すなかで、「この形とこの形をつなげるとこの立体ができる」「この隙間に入れるのはこの形のピースがいい」。頭の中だけで考えるのは難しい図形や立体の算数的要素を、実体験によって理解していきます。「やったことがある」という記憶は自信にもつながります。
マグ・フォーマーは三角形、四角形、五角形など、さまざまなピースの辺と辺を合わせて立体形にしていきます。積み上げるだけで形になるブロックとは違い、辺と辺の長さや図形の角度などを意識する数学センスが求められます。3歳で遊びはじめたときは平面上で辺と辺を合わせるだけかもしれません。遊ぶなかで立体がつくれることを発見し、複雑な造形物にもチャレンジ。子どもの発達や好奇心にあわせて遊び方も進化していくのです。
2005年の発売開始以来、世界中の人々に愛用されています。
日本を含むアジアをはじめ、ヨーロッパ、アメリカなどにも広がっています。
世界でも厳しいと言われる欧州の安全基準(CE)やアメリカの安全基準(ASTM)もクリアしています。
3歳
ごろ〜
カチッ、カチッとひらめきのスピードに合わせて、直感的につなげられます。細かい手の操作がまだまだ難しい3歳頃でも、磁石に導かれて偶然つながる感触に子どもたちはワクワクドキドキ。つくったらこわす。そのくり返しも楽しいあそびです。
ベーシックセット 62ピース
¥16,500
マグ・フォーマーのスタートはここから!組み立て遊びの基本となる正三角形と正方形・五角形が入ったセット。ママ・パパにも役立つ作品例ブックレットには28種類の立体を紹介。
詳しくはこちら4歳
ごろ〜
ピースに表と裏、上と下の決まりはなく、角度をつけたり、ひっくり返してつなげたりも自由自在。形の違いを理解し「これをつくってみよう」と創作を楽しむことができるようになるこの頃は、想い描いたものを立体的に表現してみるあそびにどんどん挑戦していきます。
ダイナソーセット 40ピース
¥10,120
二等辺三角形、五角形、台形、カーブなど10種類の形がバランスよく入ったセット。作品例ブックレットでは6種類の恐竜を紹介。ベーシックセットの買い足しとしてもおすすめです。
詳しくはこちら6歳
ごろ〜
平面でつくった展開図を、瞬間に立体へとトランスフォームさせることも。立体をさまざまな方向から眺めて構造を自ら考え、組み立てられるようになります。立体の仕組みをスピーディーに理解し、どんどん創作意欲がわきはじめ、夢中になって楽しみます。
平面から立体にトランスフォーム!
平面でつくった形の一部を持ち上げると、瞬時に立体に変形。磁石のピースだからできるあそびです。平面と立体の行き来は空間把握力も鍛えます。
ディスカバリーBOX 71ピース
¥19,800
カーブや車輪パーツなど創造が広がるパーツを特別にセットにした日本限定商品。収納ボックス付きで、お片付けもできます。マグ・フォーマーシリーズの中で今年、最もおすすめのセットです。
詳しくはこちら小学校に入ると最初に習うのが三角形と四角形。
それはマグ・フォーマーの基本の形で、平面と立体のつながりを理解するベースになります。
マグ・フォーマーが基本とする三角形と四角形は、小学校で最初に勉強する図形です。四角形は三角形2枚からなり、正方形2枚で長方形に。6枚の四角形を貼り合わせると箱の形になることも低学年のうちに学び、4年生以降に学習する立体の理解につなげます。
図形の理解は事象を多角的に見る力や、複数の要素を論理的に組み合わせる力などにつながる大切なものです。6年生で実施する全国学力・学習状況調査では、4年生で学ぶ内容である「どれが台形ですか」の問題に9割以上の子どもが正答。しかし、「台形からどのような形がつくれますか」(下記参照)という問題については、考えれば解ける内容にも関わらず、正答率は6割でした。
学校の授業では図形の定義や計算の学習とともに、色板を使って形をずらす、回す、裏返すなど操作的活動を取り入れています。
マグ・フォーマーはその体験を勉強としてではなく、好奇心豊かな3歳からのあそびのなかで育んでいきます。自分の手を動かして考えることを繰り返す。試行錯誤するなかで達成感を知り、次第に頭のなかだけで想像して理解することが可能に。平面と立体を行き来する楽しいあそびを、時間をかけてたくさん体験していきましょう。
平成31年度
全国学力・学習状況調査 小学校算数より
ちひろさんは、図のように、2つの合同な台形をつくりました。
図の 2つの合同な台形を、ずらしたり、回したり、裏返したりして、同じ長さの辺どうしを合わせ、いろいろな形をつくります。 どのような形をつくることができますか。図の1から4までの中からすべて選んで、その番号を書きましょう。
出典/平成31年度全国学力・学習状況調査報告書 小学校算数(文部科学省 国立教育政策研究所)を加工して作成
正答)1,3,4
取材協力/公益財団法人日本数学検定協会