3歳になると日常生活の中で出来ることが増え、「体験」からぐんぐん吸収して知識を蓄えるようになります。実体験を通じ「これ面白い!」と学びの土台につながるおすすめの知育玩具とその取り入れ方をご紹介します。
身体、知能、心や社会性など、それぞれに大きな発達が見られるようになります。言葉の数も増え、ほぼ不自由なくコミュニケーションも取れるように。それと同時に、ものごとへの興味関心も高まり、人生の中でもっとも好奇心が旺盛な時期とも言えます。形や色、量などの基本的な概念に興味を持ち、周りの環境から情報を得えようとするので、「なんで?」「どうして?」と聞いてくるのもこの頃から。こうしたお子様の問いかけにしっかり応えていくことで、どんどん知識が蓄えられ、学びに向き合う姿勢の基礎を育むと言われています。
3歳頃になると、形や色、量などの基本的な概念に興味を持ち、周りの環境から情報を得ようとします。「同じかな?」「どっちが大きい?」と比べたがることもしばしば。
2歳頃までは、入った・くっついたなどの体感としての「できた!」が満足感につながっています。それが3歳になると、「〇〇ではない〇〇だ」のように「正解・不正解」があることを認知することで、できた!という達成感になります。「わかるって面白い!」と夢中になる気持ちが、これからの学びへの意欲になっていきます。
なので、簡単なものの仕組みが理解できるようになったら、次のステップにチャレンジしてみるサインです。この頃の知育玩具は、その時の発達に合わせてスモールステップでステップアップできるよう工夫されています。ただし、成長度合いには個人差があるので「うちの子はできない」とすぐに心配することなく、長い目で見守ってあげたいですね。
なので、簡単なものの仕組みが理解できるようになったら、次のステップにチャレンジしてみるサインです。この頃の知育玩具は、その時の発達に合わせてスモールステップでステップアップできるよう工夫されています。ただし、成長度合いには個人差があるので「うちの子はできない」とすぐに心配することなく、長い目で見守ってあげたいですね。
「なんで?」「どうして」に応えていくことが大切とわかっていても、毎日となるとパパ・ママも大変ですよね。そんな時にどうしたら子どもが納得しやすい答えが返せるのか、関わり方のヒントを考えてみました。
知育玩具の良さは、結果を導き出すプロセスを可視化できる点です。子どもと一緒に考えながらステップアップできるよう、付属のガイドブックや問題カードを活用してみましょう。
そしてこの時に「ママわかんないなー。これかな?」「パパにできるかな?」とあえてわからないフリをしてみるのも手かもしれません。この頃の子どもたちは、自分でやりたい気持ちや知っていることを教えたい気持ちも強くなるので、「じゃあ、やって見せてあげる!」と自信満々に遊び方を教えてくれることも。
商品の対象年齢は2つの基準から設定されています。選ぶ際のひとつの目安と捉え、表記年齢にぴったりでなくても、お子さまの発達段階や楽しんでいる様子に応じて選んでみてください。
ヨーロッパの安全基準EN規格において、オモチャは安全上、誤飲の恐れがある細かなパーツを含むものは、対象年齢を3歳以上とする基準が定められています。小さなお子様の場合、お口に運んでしまうリスクもあるため、安全に遊べるように定められています。
例えばリングタワー。本来の目的は「量や数を数える」なので、対象年齢は3歳です。でも棒にピースを差すだけなら、1歳半〜2歳頃※でも楽しそうに遊んでいますよね。自分が知っているあそびの範囲で知育玩具に親しんでもらう導入期として活用いただくこともできます。また、本来の遊び方を理解すると、今度は自分で工夫してあそびを応用する楽しさが芽生えてくるので、3歳頃「から」と表記しています。
かたち合わせブロック
¥5,280
ブロックを使い、基本の三原色と、丸や四角といった基本的な形に慣れ親しみます。色や形をいろいろな角度から見ることで、理解が深まります。
1歳半頃からピックアップパズルのように型はめを楽しむことができますが「同じ・違う」があることに気づきはじめるのが3歳頃です。まずは同じ色だけでやってみる、違う角度から見てみるなど、順番や秩序があることに気づくように促してみましょう。
リング・タワー
¥4,620
数字を使う前に、「多い・少ない」を目で見えるかたちにして慣れ親しめます。そこから、足し算・引き算の概念を、リングの増減を通して理解することができます。
3歳は、色のサイコロを使って出た色と同じピースを挿せる頃です。でもまだ数や数字との連動がわかりません。「1、2…」と、「一緒に数える」動作を入れてみましょう。年齢によって「どの数までは間違えないか」も変化していきます。
ビルディング・シェープ
¥5,280
大きなブロックを使い、平面から立体への理解、順番に並べることを体験できます。見る角度によって、かたちが違って見えることなど、かたちの理解の基礎を学べます。
「見本と同じように作るのかな?」と気づくのが3歳頃。入るブロックの個数や色はあっているけど、形が違うことはよくあります。カードはシルエットで描かれているので、実物とは見え方が違います。角度を変えて見ることを促してみましょう。
マグネティック マイティーマインド
¥5,060
丸・三角・四角のタイルを組み合わせて、カードに描かれたシルエットの形を再現します。カードは難易度別に30問。パズル感覚でかたちの認識や図形構成力を育みます。
3歳頃は、吹き出しのピースと同じものを見つけ、それを組み合わせるともっと大きな形になる!とシルエットの意味に気づきます。シルエットの枠とピースの辺を合わせたり、回転させて向きを変えてみたり、ヒントを出してみましょう。
ひもとおしオブジェ スモール・ガーデン
¥7,480
カラフルなお花やビーズをひもに通す遊びから、プレートに縫い付けるようにレイアウトする高度な遊びまで。手指を使った奥行きのある動作が巧緻性を育みます。
上下・左右だけでなく、奥行きに気づく(空間認知力)はとても高度な認知力です。一般的には4歳頃から興味が芽生え始めると言われています。3歳頃は導入期として、穴の位置や方向、形の特徴を、目や手を使って気づけるよう声掛けしてみましょう。
ファンタカラー600
¥3,960
色や大きさがさまざまな「ペグ」をボードに挿し、イメージを「点」で描き出すあそび道具。創造性だけでなく、目と手先の動きが連動する協応動作も促します。
色・形・大きさが「同じ・ちがう」とわかるようになる3歳頃にぴったり。同じ色や大きさのペグだけを挿したり、とにかく並べて挿したり。ペグ(点)が集まることで何かに見えてくる見立ても楽しい頃です。点で絵を描く表現遊びは大人まで楽しめます。