SIDE STORIESスタッフのこぼれ話


知ってる? #ボーネルンドのあそび道具

日頃からあそびを通して海外文化に触れているパパ社員が、子どもと一緒に万博を体験!混雑や予約の工夫、思わぬハプニングもありつつ、親子で楽しんだ1日をそのままレポートします。
masaru
6月下旬、9歳の長男と一泊二日の“男ふたり旅”で万博へ。人気パビリオンは予約必須と事前に調べたものの、2ヶ月前の抽選には間に合わず、7日前は落選、3日前の空き予約も取れず…。結局「当日の運と並ぶ覚悟」で出発しました。

人混みを避けて夜のパビリオン巡り
最初に立ち寄ったのはオフィシャルショップ。人気パビリオンに入れないことを想定して、「スタンプラリーで楽しもう!」と万博スタンプパスポートを購入しました。会場を少しずつ回りつつ、夜になって人が減りはじめたタイミングで一気に見学。スペイン、オーストラリア、インドネシア、インドの4ヶ国を、わずか1時間で巡ることができました。なかでもスペイン館は、サッカー好きの息子にとって特別な場所。館内は水族館のような雰囲気で、海洋国家としての歴史が紹介されており、水族館好きの息子はますますスペインに夢中になりました。
余談ですが、万博に行かれる方にぜひお伝えしたいこともあります。天気にかかわらず傘は必須ですが、大人の傘の先が子どもの顔の高さにきて危険を感じる場面が何度もありました。混雑時は特に注意が必要です。お子さん連れの方は、どうぞお気をつけください。

感性を揺さぶる異文化体験
一番印象に残ったのはインドネシア館。待機列の最後尾ではスタッフが歌って踊りながら「予約なくても入れるよ〜」と呼び込み、その陽気な雰囲気に誘われて並ぶことに。息子も自然と踊りだし、スタッフとハイタッチして入館しました。館内ではジャングルの世界が広がり、スマトラトラやコモドドラゴンの展示に大満足。
さらに夜、ポルトガル館の前を通ったときのこと。2階ベランダでDJが音楽を流し、大人たちが踊っている光景に、息子が思わず駆け寄り一緒に踊り出しました。英語やサッカーだけでなく、音楽やダンスもまた世界共通の言葉だと実感できた瞬間です。
各国のブースを出るときには、その国の言葉で「ありがとう」と伝えるなど、異文化コミュニケーションを楽しみながら、感性に響く体験ができたことを、親として心から嬉しく思いました。

Iku
5月の大型連休後、落ち着いた時期を狙って家族4人(1歳・4歳の子どもと妻)で万博へ。海外旅行も考えていましたが、小さな子どもを連れて長時間の移動は不安。でも「いろんな文化や人、言葉に触れる体験は幼い時にこそ大事」と思い、近くて便利で安全な万博を選びました。

ワクワク体験と親のちょっとしたコツ
入場すると、4歳の子が「あの大屋根リングでヤッホーしたい!」と言い出し、早速上へ。見晴らしは抜群で花畑も広がり、まるで天空の城のような世界。子どもは大声で叫んで満足顔でした。続いて興味を持ったパビリオンを選びながら見学。中東の展示ではAIや宇宙、資源など難しいテーマも、凝った演出に夢中になっていました。
ランチはフードコート風のお店へ。ところが想定外のトラブルが。粉ミルクを溶かすウォーターサーバーがどこにもなく、外の給水ポイントも水切れ。水分がとれず機嫌も悪化…。ようやくベビーコーナーにたどりつくと、冷房も効いていて快適。乳幼児連れの方は、ミルクやおむつ交換の環境を事前に確認しておくことを強くおすすめします。

遊び場で再び笑顔に!午後の万博体験
午後は北欧館やベルギー館など人気パビリオンへ。4歳の子はベビーカーで昼寝、その間に妻はベルギー館で限定チョコを購入、私は子どもと「ミャクミャク」と写真撮影。暑さで体力が削られていた頃、オーストリア館の前で「赤ちゃん連れは優先入場できます」と声をかけてもらい、ありがたく入館。自然を再現したインスタレーションに家族で感動しました。
その後、コモンズ館や夜の地球展示も見学。さすがに子どもも飽き始めた頃、ジャブジャブ池を発見。オアシスのように夢中で水遊びし、1歳の子も一緒に大はしゃぎ。さらに入り口近くでボーネルンドの大型遊具を見つけ、4歳の子が1時間以上も遊び続けました。飽きていた顔が一気に笑顔に戻り、「子どもにとって遊び場は本当に必要だ」と実感。人気パビリオンや夜のイベントには行けませんでしたが、ここでしかできない体験ができて大満足の一日でした。