SIDE STORIES

知ってる? #ボーネルンドのあそび道具

#推しを語る プロダクトとして
完璧すぎる!アンビ・トーイ

広報担当

2025年からシリーズ「#推しを語る」をはじめます!わたしたちが扱っているあそび道具は、どれも自信をもっておすすめしていますが、その中でも「この商品は、ほんとに素晴らしすぎる!!」と、思わず心動かされる出会いも。そんな愛情たっぷりのスタッフが語る熱量から、店頭やサイトだけでは気づかないあそび道具の魅力を、ぜひ再発見してください。第1回は、広報担当Yukoさんが語る「アンビ・トーイ」です。

日本での発売当初のカタログ

アンビ・トーイとの出会いは、実は入社前なんです。子どもを出産してすぐの頃に両親と子ども用品を買いに、近所のお店に出かけた時でした。シンプルかつきれいな色合いと洗練されたデザインで、他のおもちゃとは違うということだけは直感的にわかりました。その時購入したのは【タートルドラム】というカメの形をした太鼓です。子どもがすごい勢いでたたいても投げても壊れない丈夫さとデザイン性を兼ね備えていて、そこにあるだけで親も楽しくなりました。

カメがひっくり返ったフォルムが愛らしい

わたしが思うアンビ・トーイの魅力はデザイン性の高さ!例えば目の位置も絶妙。重さにしても大きさにしても「これでしかない」というところまでデザインを追求しているな〜と、どのあそび道具も見入ってしまいます。70年以上もデザインが変わらないのって、すごいことですよね?「変える必要がないほどに完成度が高いプロダクト」と言えるのではないでしょうか。国境も時代も超えて多くの子どもたちを楽しませてくれている。アンビ・トーイシリーズを眺めていると子どもへの愛情をすごく感じます。まさに子どもへの愛情の塊!だから大好きなんです♬

水面の揺れでくちばしがゆらゆら動く「バス・ダック」

実はアンビ・トーイ、過去に何度も買収をくり返されているんですよ。わたしが知っているだけでも、3回は製造元のメーカーが変わりました。度重なる買収の過程で、製造するための金型が廃棄されてしまい、一時生産が途絶えてしまったアイテムもあったそう。本当に残念でした。でも、2005年に販売権を持ったイタリアのメーカーが、ヨーロッパ中にいるアンビ・トーイファンの方々から、実物を借りて金型を再生し、プロダクトを復活させたんです!イタリアのメーカー担当者が「世界中の赤ちゃんに必要なアンビ・トーイをどうにかして残さなくては」と語っていて、 「この世界からなくなることを許されないほど、求められたプロダクト」なんだな、と感動しました。

Yukoさんのアンビ・トーイコレクション

アンビ・トーイは全部好きですが、特に大好きなのは【マジックマン】と【ツインラトル】。マジックマンは、足のカーブの形状とピエロが落ちそうで落ちないゆらゆらとした動きがとてもユニーク。ツインラトルはエンドレスな動きが面白く、無心でまわし続けてしまいます。大人が手に取っても、飾っても、幸せな気持ちにさせてくれてとってもおすすめです♬

次回はどんな“推し”が登場するのか、お楽しみに♪