[ ドイツ ]

アドベントクランツに火を灯すたび、
クリスマスが近づいてくるのを
感じます。

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ドイツ人夫の転職を機に、7年前にドイツへ移住。6歳と3歳の姉妹を育てながら、日本語教師として勤務。

ドイツでは、短い夏が終わってしまったかと思うと9月ごろからもう街中のお店にクリスマス商品が並び始めます。本格的にクリスマスシーズンに入るのはだいたい11月ごろから。我が家もスーパーでミニツリーを買ってきて、早速バルコニーに飾りました。

11月中旬からは、クリスマスマーケットが始まり街中も一気にクリスマスムード。特に週末はたくさんの家族連れで混み合います。子どもはメリーゴーランドに乗ったり、クレープを食べたり。大人はグリューワインで温まります。

クリスマスの4週前の日曜日は、第一アドベントと呼ばれ、アドベントクランツのろうそくに火を灯します。それから毎週日曜日になると、次のろうろくに順番に火を灯していきます。クリスマスが近づいてくるのを感じられて、ワクワクする瞬間です。

このアドベントの期間には、クリスマスのクッキーを焼いて食べる習慣があります。我が家も毎週末のように子どもたちと一緒にクッキー作り。作るのも食べるのも楽しい時間です。クリスマス用の食器も、1年の中でこの時期にしか使わないので、特別感を味わえます。

そしていよいよクリスマス当日。ドイツのクリスマスは25日、26日が祝日で、24日も午後は休みの会社がほとんど。我が家は毎年24日の夜に義両親の家で、親戚10人以上が集まりみんなでお祝いします。クリスマスの歌を歌い、ごちそうを食べ、そしてプレゼント交換。パーティーは夜中まで続きます。普段はみんな遠くに住んでいますが、クリスマスは家族のつながりやあたたかさを感じられる時間です。

ヨーロッパのクリスマス

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