SIDE STORIESスタッフのこぼれ話


知ってる? #ボーネルンドのあそび道具

最近、ボーネルンドのオフィスを歩いていると、ふと目が合って「おや?」と足を止めてしまうことがあります。ある人のPCの隣でこちらを覗いていたり、またある人の椅子の背もたれにのんびりぶら下がっていたり。そこにいるのは、店頭で見かけるのとは少し違う、なんとも個性豊かなぬいぐるみたちです。実はこれ、カスタマーサービスを担当するmayumiさんが少しだけ手を加えて「アレンジ」した子たち。一体どんなきっかけで始まったのか、mayumiさんに聞いてみました。

元々の手芸好きと、商品への愛情から始めたアレンジ。その第一号は、Beastsシリーズの「ロミオ・ペリカーノ」でした。彼は検品で異物が見つかり、背中を大きく開かれ販売できなくなってしまった子。「このまま処分するのは可哀想」と、思わず針を手に取りました。開いた背中を太めの毛糸で可愛らしく縫い合わせ、頭にふわふわの飾りを付けてみると……そこにいたのは、悲劇を乗り越えた誰よりもお洒落な「新生ロミオ」。「それ、すごくいい!」とすぐに隣の席から声が上がり、彼は今もスタッフのデスクで誇らしげに羽を休めています。

いまも様々なぬいぐるみの「アレンジ」を手掛けています。最近のブームは、発売したばかりのセーフグッズ「バンパス」。社内でも愛用者が多いため、「私だけの印をつけたい」という相談をよく受けます。眉毛やまつ毛をひと刺ししてみたり、キラリと光るビーズを添えてみたり。同じ色の子に少しだけ変化を加えて、親子のように並べてくれるスタッフもいます。バンパスはもともと表情豊かな子ですが、少し手を加えるだけで、驚くほど「意志」を持った顔つきに変わるから不思議です。

本来なら役割を終えるはずだった子が、世界に一つだけの相棒になって、誰かの毎日を彩っている。仕事の合間にふと横を見て、自分らしくカスタマイズされた「あそび道具」と目が合う瞬間――。そんな大人ならではの楽しみ方が、一緒に働くみんなの気持ちを、今日も少しだけ温かくしてくれていたら嬉しいです。