SIDE STORIESスタッフのこぼれ話


知ってる? #ボーネルンドのあそび道具

パリで最も魅力的なエリアのひとつといわれるマレ地区。石畳の路地や建物が中世の面影を残しつつ、トレンド発信地としてオシャレなカフェや雑貨店が数えきれないほどあります。通りを少し進むたびに、美しい内装や照明、センスの良いディスプレイに目を奪われ、気づけば何度も足を止めてしまいます。その中に、私が大好きなブランドのひとつ「ムーラン・ロティ」の直営店があります。

大きなショーウインドーには、商品の物語が今にも動き出しそうな愛らしいディスプレイ。まるで絵本の世界のお家に招かれたようで、お店に入る前から自然と気持ちが高まります。
店内は地上1階と地下1階。地下へ続く階段を下りる時間は、子どもが大切にしまっている宝物箱を、そっとのぞき込むような感覚です。

木の実や葉っぱを使った遊び心のある飾りつけ。壁いっぱいに描かれた物語のようなイラストレーション。どこを見てもムーラン・ロティらしい世界観にあふれていて、気づけば何枚も写真を撮っていました。

その中でも目を引いたのが、2026年7月17日に六本木ヒルズ店と公式オンラインショップで先行発売を予定している最新シリーズ「ラ・フォーレ マワ」です。ディスプレイには、シリーズの舞台となるマワの森を思わせる風景が広がり、商品のひとつひとつを眺めながら、その物語の続きを想像したくなる空間でした。

店内には、小さな子どもを連れた家族や、お孫さんへの贈り物を探すご夫婦、一人で商品を選ぶ男性の姿も。それぞれが思い思いに過ごしながら、お気に入りを見つける時間を楽しんでいました。
実は、視察メンバーが日本未発売の商品をつい購入してしまうのも毎回のお決まり。フランスらしいセンスが光るギフトペーパーで包まれていく様子を眺めていると、商品だけでなく、その時間ごと持ち帰りたくなるような気持ちになります。

ムーラン・ロティのお店は、本社のあるナントにもあります。以前、そのナントの店舗で働くベテランスタッフの方から聞いた言葉が、今でも私たちの心に残っています。
「商品は、一番魅力的に見える角度で抱っこするように見せること。」
「必ず手に取ってもらうこと。」
「棚に並べるときも、お客様と目が合うように飾ること。」
そこにあったのは、単に商品を販売するための工夫ではなく、商品への愛情をお客様へ手渡していくという考え方でした。

ムーラン・ロティの魅力は、かわいらしいデザインだけではありません。作り手の想い、売り手の愛情、そして贈る人の気持ちが、ひとつの商品を通してつながっていること。その原点に触れられるのが、このムーラン・ロティストアなのだと思います。もしパリを訪れる機会があれば、ぜひムーラン・ロティストアにも足を運んでみてください。また、そこで感じたブランドの世界観を日本の皆さまにもお届けしたいという想いから、私たちも全国各地でPOP UP STOREを開催しています。
パリでも、日本でも。ムーラン・ロティの世界観に包まれながら、お気に入りの物語をひとつ持ち帰るような時間を過ごしていただけたら嬉しいです。